こんにちは、閲覧ありがとうございます。
最近、副業で動画編集をされている方が増えてきたからか、自分のところにもよくこのような連絡をいただきます。


ということで今回は、「副業で動画編集はもう稼げないの?」という疑問について書いていきたいと思います。
テーマ的に少し自説が多くなってしまいますが、フラットな目線で読んでいただけると幸いです。
結論:稼げます
さて、動画編集はもう稼げないのか?という話についてですが、結論から言うと全然稼げると思います。
ここでいう「稼げる」の数値的な定義としては、収入として月間で5万円以上がコンスタントに入ってくるという認識でお願いします。
動画編集の市場の話
自分が思う現在の動画編集という市場では、高単価案件は応募者が少なく、低単価案件は応募者が多く倍率が高いという印象です。
おそらく「もう動画編集で稼ぐのは難しいだろう」と考える方の多くも、この印象があるからこそなのではないでしょうか。
確かに、簡単な案件に応募している動画編集者の数からみると、1案件に対しては労働供給過多であることは認めざるを得ない状況です。
その一方で、断続的に動画編集案件の募集がTwitterやクラウドソーシングサイトでかかっていることから考えると、これらの案件は一部の編集者の中でのみ展開されているわけでなく、新規の動画編集者にも少なからず案件獲得のチャンスがあるわけですね。
そのチャンスが断続的に募集されていることから、1案件に対しては労働供給過多であったとしても、動画編集の仕事自体に対する需要が大きいため、編集者が増えたからといって供給過多になったとは必ずしも言えないはずです。
なので、「動画編集者が増えてきたからもう稼げないだろう」という思考は少し安直である可能性があり、まだ全然稼げるチャンスはあるよ、というのが本記事のキーメッセージです。
「〇〇はもう稼げない」は無視でおけ
何年も前に、「ライター(記事を書く人)はもう稼げない」という話が出回っていた記憶がありますが、今はどうなっているでしょうか。
普通にライターとして稼いでいる人がわりと多くいますよね。
その上、「ライターはもう稼げない」は今でも耳にするので、いつの時代もいろんな副業が「もう稼げない」という風に揶揄されるわけで、今に始まったことじゃないという感じですね。
ライターだけに限った話ではなく、「ブログはもう稼げない」とか「せどりはもう稼げない」など、挙げればキリがないくらいネガティブな情報が出てくると思います。
「〇〇 稼げない」等で検索すると普通に出てきます。
単純な話ですが、どんな話が出回っていようが結局は2択しかないので、この「もう稼げない」という言葉に踊らされて全く稼げずにドロップアウトするか、「もう稼げない」という言葉を無視しつつ工夫しながら継続するかのどちらかです。
もちろん、継続しない限り稼げないわけですから、稼ぎたい願望があるのなら1択しかないのですが。笑
というわけで動画編集に限らずですが、「何か副業でお金を稼ぎたい!」と考えている方は、「〇〇はもう稼げない」などのネガティブな情報をインプットせず、どうすれば業務の効率が上がるか?などのポジティブな情報のみをインプットしていけば良いと思います。
「〇〇は稼げない」系の言葉は無視でOKですね。
他のスキルを身につけると楽です
全然稼げますよ〜みたいなことを言っておいてなんですが、特に付加価値もなくカットやテロップ挿入・BGM・SEなどの基本的な編集しかできない状態では、いずれ淘汰されてしまう可能性が少なからずあるのも事実です。
というのも、これらのスキルは1週間ほどあれば誰でも身に付けられるスキルである上に、自動字幕生成ソフトなどが発展してきていることも背景として存在しています。
時間が経つにつれてこれらの動画編集者は増加していくと考えらますし、機械学習などの技術発展により、人が介入しなくとも音声波形が0の部分をカットしてくれたり、動画の雰囲気に合わせて適切なBGMを自動で挿入してくれるようになるかもしれません。
何年後になるかわかりませんが、仮にこのような状況になると簡単な案件の発注者側はわざわざ人間に頼む必要がなくなりますし、もし人間に頼むとしても受注者で溢れかえっているため結局安く買い叩かれてしまいますね。
そうならないためにも、動画編集と掛け合わせられるスキルを習得するなど、ある程度の工夫は必要不可欠だと考えています。
例えばAfterEffectsを使用して良い感じのアニメーションを作成することができるようになる、Photoshopを使用して思わずクリックしたくなるようなサムネイルを作る職人になるなどですね。
他にも、YouTubeチャンネルを伸ばすための運営力やSEOの知見、クライアントへの提案力や創造力といったところでしょうか。
このように何かスキルを掛け合わせるなどの工夫をすることで動画編集者としてのランクアップにつながり、低単価案件の獲得争いに参加する必要がなくなったり、こちらから営業をせずとも仕事が降りてくるなどという状況を作ることも可能になるかもしれません。
「動画編集スキルでトップになる!」よりも「他の何かと掛け合わせて上位に食い込む」方が遥かに簡単だと思うので、動画編集以外に何か自分ができることを見つけてみると良いですね。
まとめ
今回の記事の内容をまとめると
・副業で動画編集は稼げます
・まだ需要過多だと思います
・「〇〇はもう稼げません」はスルーでおけ
・工夫すれば上位層に
になります。
自分にネガティブな情報を入れて不安になってしまい行動しにくくなるよりも、ポジティブな情報を入れてやる気やモチベーションを高める方がどの観点から見ても良いと思うので、自分なりに行動を続けていけば大丈夫です。
良いイメージを持って行動を続けていきましょう。